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2006年 12月 29日
結局、ルルーシュはランスロットの事をまったく考慮に入れてなかったか。相変わらず救い様の無いほど間が抜けている。
これが二度目だったら「仕方がない」ですむ。でもこれで三度目だからな。しかも二度目の時、「あの時の白兜か」とか言っている。そんだけきっちり認識しときながら、「二度ある事は三度ある」と考えなかった。これでは凡人以下だ。 同じような事は敵側であるユーフェミアにも言える。二度に渡ってピンチの所をランスロット(スザク)に助けられた事があるのに、何故ここで奴らの事を思い出さない。戦闘前にきっちりその存在を認識していたというのに。 ここら辺、やはり腹違いとは言え兄妹という事か。この一族って想像力とか記憶力とかに何か問題でもあるのだろうか。 前回から今回にかけての話は、当初このアニメに期待していた(というか作り手側がこちらに期待させていた)「強大な帝国軍をルルーシュが知略によって手玉に取るが、完全勝利はスザクのランスロットによって阻まれる」を、かなり上手くやっていた。この二話だけ見ると概ねよろしい。 しかし、シリーズの一部として見ると、今更という気がする。 別に「最初からこれくらいの事をやっておけ」と言うつもりは無い。こういう事をやるにはそれなりに準備が必要だ。だから、これくらい後の回になったのはむしろ正しい。 問題は、そういった準備がしっかり出来ていない状況で、何度もこういう事をやろうとしてしまった事だ。きちんとした準備もしないで主人公(とこのアニメのスタッフ)が同じ事を何度も繰り返すのを見た後では、上手く成功してもあまり感心は出来ない。せいぜい「やっと上手くいったか」程度。今回の話自体はなかなかに良い出来だが、これを肯定すればするほど、これまでを否定せざるを得なくなる。 もっとも逆の見方をすれば、単体での出来を優先して、これまでの話の事を考えなかった今回の話の方に問題がある。これまで同じような事を何回もやったんだから、改めてやるのならこれまでの分を上手く踏まえてやるべきだったのだ。 実際、優位に立っている時のルルーシュの脳裏にランスロットの影をちらつかせるだけでも、かなり良くなっただろう。その後、ルルーシュが自分を納得させるように「そう何度も都合良く現れるか」とか「たとえ出てきても、一機だけで戦況は変えられまい」とか言えば、ストーリー全体の流れを変える必要も無いし。 ユーフェミアにしても、ランスロットの存在を思い出すまでは、しても良かった。思い出した上で、「彼なら何とかしてくれるかもしれない。でも、こんな危険な事を頼んでいいのか」といった方向で悩めば良かったのだ。そこでスザクの方から「自分に任せてほしい」と言わせれば、この二人の間にある「運命の糸」がより強調されて良かっただろうに。 どうもこのアニメ、シリーズ構成が一人で全話の脚本を書いている割には、話がきちんと繋がっていない。その場その場の都合でキャラの性格や関係が変わる。今回のロイドとセシルなんていうのはその最たる物だった。 「TPOをわきまえない無神経な発言をするロイドを、セシルが鉄拳で黙らせる」というのは良かったと思う。この事でロイド、セシル双方の魅力が増したし、キャラクター同士のバランスも取れた。このアニメにしては珍しく、コミカルな部分がシリアス(ハード)な部分を上手くフォローしている。 しかし、だ。こいつらの関係はこうではなかっただろう。ついこの間まで「いっちゃっている天才のロイドに凡人のセシルがひたすら翻弄されイライラされられる」、そういう関係だったろう。一体、何時の間にこういう風になった。今回が初めての事だというのならわかるが、あたかもずっと前からこのような関係だったように描かれている――殴られるシーンよりも少し前のシーンで、ロイドがセシルを恐れていた描写がある――。 ここまで端的な物はさすがに少なかったが、今回は全体的にどいつもこいつもいつもに較べてキャラがまともで、特に他者とのコミュニケーションが真っ当だった。それ自体はまあ、歓迎するべき事なのだが、人の話をあんまり聞かない「オレが」「アタシが」だった連中が、急に普通になったので戸惑う事が多かった。いやホント、これまで互いに「ツン」状態だったルルーシュとC.C.が急に「デレ」状態に突入した時は、「これは何かのギャグか」とマジで疑ったわ。 まあ、こいつらがこういう方向に行くのは既定の事だし、ある程度は前振りもあった。「名前」――どうせ母親のそれと同じなんだろう――という要素もある。ルルーシュが人間として一歩成長したと思えば、それなりに納得できる。 つーか、なんかルルーシュが人間的に成長する話になって来たよ。また話の方向性を変えやがった。 確かにそういう方向に話を持っていくのなら、これまでの失敗の数々も意味のあった事にできる。これから先も自然に進めやすい。だから必ずしも否定はしない。 でも、その代わりとばかりに、スザクがダメな方向に行きそうなのはいただけない。元から仕込んでいたネタ――どうせ父親を殺した記憶を封印したとか、そういう話なんだろう――であるのはわかる。出来上がっちまっているキャラだから、なんか変えようと思ったらとりあえず崩すしかないのも確かだ。でも谷口アニメだからなあ。普通だったら、一回崩して更なる高みに上るところだが、この御仁の作品の場合、この手の優等生タイプが一回落ちたら、そのまま地の底まで行ってしまいかねない。 こういうポジションにいる奴が一方的に負けてしまうのは作品的に問題があり過ぎる。あまり好きなキャラじゃないけど、そこそこは頑張ってもらわないとどうしようもないんだが。
by GyouKyou
| 2006-12-29 22:14
| 「コードギアス」
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