カテゴリ
アニメ アニメ(オリジナル) アニメ(ゲーム原作) アニメ(マンガ原作) アニメ(小説原作) 「マクロスFRONTIER」 「true tears」 「灼眼のシャナ」 「スカイガールズ」 「XENOGLOSSIA」 「sola」 「Saint October」 「コードギアス」 「金色のコルダ」 「桜蘭高校ホスト部」 「うたわれるもの」 「タクティカルロア」 「舞-乙HiME」 「甲虫王者ムシキング」 「ノエイン もう一人の君へ」 「ゾイドジェネシス」 「ローゼンメイデン」 「ガン×ソード」 「D.C.S.S.」 「ガンダムSEED DESTINY」 「極上生徒会」 「ガオガイガーFINAL-GGG-」 「舞-HiME」 「スターシップオペレーターズ」 「月詠-MoonPhase-」 「蒼穹のファフナー」 「TF スーパーリンク」 「うた∽かた」 「神無月の巫女」 フォロー中のブログ
以前の記事
2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 2004年 10月 2004年 09月 2004年 08月 ブログジャンル
画像一覧
|
2007年 03月 27日
今回は「良し」と、一言で言ってしまいたいぐらいの出来だった。
「ギアスをかけられたユーフェミアが日本人を大虐殺」という結果自体は、タイトルなどから見え見えだったが、こういう過程を経るとは思わなかった。客の予想の裏を書くのではなく、予想を飲み込んで、更にその上を行きやがった――「使う内に、ギアスはその力を増していく」というのは予防線だと思っていたのだが、きちんと伏線だったんだな――。 もちろん、今回の内容にまったく問題が無いとは言わない。話の持って行き方が強引な所などは相変わらずだ。ブリタニア兵たちがユーフェミアの虐殺命令にあっさりと従ってしまった辺りなどは、かなり不自然だった。 元々殺したくてしょうがなかった、という事かねえ。実際に進めてみたら色々な事が上手く行ったので(バトレーやダールトンのような)上層部はこのプロジェクトに対して好意的になって来ていたのだが、そういった事情を知らない一般のブリタニア人は既得権益を失う不満と未知な事に対する不安を抱いたままだった。特に兵士は、イレヴンを自分たちよりも低い存在と思うように普段から教育されていた――相手を自分たちと同等の人間だと思っていると殺す事に躊躇いが生じるから――ので、「日本人を殺せ」という皇族の命令に対して躊躇いを持つのは逆に難しかった。 ……うーむ、行間を読んでも、やっぱり少なからず無理がある。脳味噌が真っ当に働いていれば、ダールトンが撃たれた時点で「皇女は乱心している」と思うだろうからなあ。 ただ今回は、そういった部分には目をつむってやりたい。確かに集団の描き方は雑だったが、その代わりに個人の描き方はしっかりしていたからな。今回はどいつもこいつも、自分の目的を達成する為に賢明に振る舞っていた。わざわざ事態を悪くするような事は誰もしなかった。不幸な偶然と不注意によって、取り返しのつかない事態になってしまったが、その前も後も、可能な限り自分のやるべき事をやろうとしていたし、やるべきではない事はやろうとしなかった。どのキャラの行為も見ていて十分に納得できたし、ものによっては感銘さえ受けた。 特に事が起きた後、ルルーシュが言い訳や責任転嫁をしなかったのは良かったね。あれでC.C.につまらない事を言っていたら台無しになっていた。ルルーシュが「ギアスという危険な力を持つ事を選んだのは自分だ。誰も恨めない」と自分に厳しく当たったからこそ、悲劇性が増すというものだ。 まあ、事が起きた後の反応や言動という点に関しては、ルルーシュに限らず全体的に興味深い物があったけどね。あの惨劇にどういう反応をするかで、そのキャラの「血の温度」とでも言おう物が少しわかりそうだ。実際、神楽那なんかはかなり冷たい人間に見えた。同胞である日本人が数千人死んだが、一人一人の命が失われた事よりも、それが政治や軍事といったマクロな世界でどういう意味を持つかの方を気にしていたようだった。あるいは悲しみに耐えているのかもしれないが、例えそうだとしても「貴人、情を知らず」だ。 もっとも、やはり貴人であるシュナイゼルはマジで動揺していた。まあ、今回の件に絡んで、裏で色々とやっていたようだから、「私の完璧な計画がーーーーー!!」という意味で動揺していた可能性もある――なにしろルルーシュの兄貴だから――んだが、どちらかというと惨劇そのものにショックを受けていたように見える。 やっぱりこの人、実はいい人で、みんなが幸せになる為に帝国を何とかしようとしているのか。父である皇帝に対して反抗を企てている気配があるんだが、その皇帝は今回の惨劇を見て大喜びするような人だからな。そこら辺を考えると、裏表はあっても基本的には善人なんじゃないかと思えてくる。 ちなみに、その喜んでいた皇帝――いいかげん名前出してくれないかな。呼びにくくてしょうがない。ここまでして名を明かさないのには何か理由があるのか。こいつの名前も実は「ルルーシュ」だとか――だが、どうやらゼロの正体がルルーシュである事はとっくに知っている模様。やっぱルルーシュは親父の手の平で踊らせているだけなのだろうか。中華連邦やE.U.にもバレバレなようだし、ルルーシュのやっている事は世界レベルで見ると、「ポケットの中の戦争」に過ぎないのかもしれない。 しかし、ユーフェミアはこの後、どうなってしまうんだろうねえ。「日本人を殺せ」という命令がどういう風に解釈されるかで変わって来るんだよなあ。いやはや、「この話の登場人物たちは一体何語で話しているんだろうか」、そう思った事はこれまで何度かあったが、今回は本当にそれが気になってしょうがない。日本語は単数複数の区別がいい加減だから、あの命令が日本語でなされたのなら最初の一人を撃ち殺した時点で命令は実行されているとも考えられのだが。二人ともブリタニア人だから、やっぱり英語で話していたんだろうか。 いや、別に複数形で言ったとしても「全て」の意味になる訳ではないんだから、言語の問題ではないか。基本的にギアスで命令された者はその命令を広い意味で取って、可能な限りそれを実行しようとするのだろう――壁に十字傷を付けている女子生徒は「一日一個、ここに十字傷を付けろ」と命じられたのだろうが、「午後になったら、ここに十字傷を付けろ」とだけ命令しても、だいたい同じ結果が得られそうだ――。 となると、ユーフェミアは殺せる日本人がいなくなるまで殺戮を続ける事になるのか。「日本人と名乗って良いのは特区の中だけ」なんで、特区にいる連中だけ殺し尽くしたら止まるという、性質の悪いジョークのような、しかしユーフェミアたちにとってはまだ幸いな展開も考えられなくはないが、そんなに甘くはあるまい。広い意味で日本人なら全て殺戮対象だろう。それはスザクとて例外ではあるまい。 さて、「日本人を殺せ」というギアスをかけられたユーフェミアと「生きろ」というギアスをかけられたスザクが出会ったらどうなるのやら。来週は更に酷い展開になりそうだな。色んな意味でドキドキするよ。
by GyouKyou
| 2007-03-27 22:32
| 「コードギアス」
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||